『図解!! やりかた大百科 －役にたつ（かもしれない）438の豆知識。』今回は、ちょっと変わった趣向の雑学・実用図鑑、『図解!! やりかた大百科 －役にたつ（かもしれない）438の豆知識。』をご紹介します。
あらゆる「やり方」を集めた辞典のような一冊で、「アボカド育て方」「馬の洗い方」など、日常的というより“もしも”なシチュエーションに対応している点がユニークです。
紹介した動画はこちらです！
https://www.youtube.com/watch?v=WpehPcZvVNI
■ 「やり方」の幅がとにかく広い
この一冊は、「料理」「育てる」「暮らす」「旅にでる」「生きのびる」など幅広いジャンルから、“やり方”を438項目集めた図解書です。用途は必ずしも“即効実用”ではなく、「いつか使えるかもしれない」「知っていて面白いかもしれない」知識として楽しめます。
例えば、
- スノードームの作り方
- 英国女王も満足する紅茶の入れ方（飲み物バージョン）
- ビール瓶でビールの栓を抜く方法（瓶同士を使って）
- アボカドの育て方（種から／観葉用に）
- 馬を洗う手順（馬後方に立つ危険・蹴り書きあり）
…など、日常では想定しづらいシーンも“これで大丈夫”という体で載っています。
■ この本の良さと“注意点”
良さ
- 図解中心なので“文字だけではわからない”やり方が視覚的にイメージしやすい。
- 「いつか役に立つかもしれない」知識なので、肩肘張らずに楽しめる。
- 自分では思いつかない“やり方”の切り口に触れられるため、企画者／教職者／クリエイターとしての視野も広がる。
注意点
- 細部を極める専門家向けの“教科書”ではなく、あくまで“豆知識”集という位置付け。例えば「赤ちゃんをおくるみでくるむ」や「おいしいベビーフードの作り方」など、本格的に深めたいテーマはより専門書を併用すべきです。
- 掲載されている“やり方”によっては、実際に行う際に安全面・実用面で留意が必要。例えば「馬を洗う」なら馬の習性・危険動作を知った上で実施すること。
■ まとめ
- 『図解!! やりかた大百科 -役にたつ（かもしれない）438の豆知識。』は、ミニマルでもなく専門的すぎず、適度に“振り切った”実用・雑学図鑑です。
“いつか使うかもしれない”“世界にはこんなやり方があるのか”という驚きと学びを提供してくれる一冊として、手元に置いておいて損はありません。 - この本は「必需品」とは言い切れないかもしれませんが、「知っていてちょっと得するかもしれない」「眺めていてワクワクする」「話のネタになる」という意味で強くおすすめできます。日常を少しだけ広げたい時の一冊としてぜひ。